結婚式のゲストがするべき正しいふるまい方とは?

結婚式に招待されたゲストは新郎新婦の人となりをあらわすともいわれています。社会人としてのマナーに加えて結婚式特有のマナーにも気をつけるようにしましょう。

あいさつは基本であり、もっとも大切なこと。どれだけ美しく着飾っていても、あいさつがなければマイナスイメージです。新郎新婦の親族たちは、ゲストのふるまいを比較的きちんと見ており、新郎側の親族が友だちの様子を通して新婦の人となりを推察する、なんてことも珍しくありません。大声で騒がないなどは基本中の基本ですが、親族へのあいさつなど最低限の礼儀を忘れないようにしましょう。

会場についたら、まず受付の担当者に「本日はおめでとうございます」とお祝いの言葉を述べます。このとき、受付の方が対応しやすいようにどちら側の友人であるか申し出るとより親切でしょう。そして式のときに持参するご祝儀ですが、きちんと袱紗に包んで持っていくようにしてください。ご祝儀をむき出しで取り出すのはマナー違反ですし、袱紗は結婚式のたびに使えるものなので、大人のたしなみとして1つは持っておくと便利です。受付の方の前で袱紗を開き、表書きが相手に見える向きに直して渡します。なお、袱紗は色によって用途が異なるので、ご祝儀を包む際はお祝いごとに適した色を選ばなくてはいけません。一般的に赤やオレンジなどの暖色系は慶事用、紺や緑などの寒色系は弔事用になるので、気をつけましょう。色選びで困ったら、慶弔関係なく使える紫を持っておくことをおすすめします。

また、招待されたものの残念ながら出席できない場合には祝電を贈ります。こちらにもマナーがあるので、失礼のないように贈りましょう。結婚式の日程が分かっているのであれば、出来るだけ早めに手配するようにしてください。式が午前中ならばその前日まで、午後ならば開始1時間前に届くようにするのが基本です。式が行われる会場に、営業日や営業時間の事前確認をするのも忘れてはいけません。独自の物流ネットワークを持つVERY CARDなら、14時までの申込で全国即日配達が可能。もし余裕を持った手配ができなかったとしても、確実に祝電を届けてくれます。

せっかくのおめでたい席で、新郎新婦に恥をかかせるような行動はNGです。とはいえ緊張しすぎてもその場を十分に楽しむことができません。しっかりとマナーを守りつつ、精一杯お祝いしてあげるのがゲストの役目です。