留袖を着用する際のヘアメイクのマナー

新郎新婦の母親や仲人の夫人など、主役に近い親族の既婚女性が結婚式や披露宴で着るのが黒留袖。黒地の裾に模様があしらわれ、五ケ所に家紋がついた和装の第一礼装です。独特の存在感と格調の高さはどんな装いにも引けを取りません。髪型やメイクも雰囲気に合ったものにすれば、第一礼装である黒留袖の美しさがより際立ちます。

和装であれば、ファンデーションは普段よりも明るめのトーンを選びましょう。アイラインはふつうよりも太めに、目尻を直線的に書いた方が留袖とマッチします。その分アイシャドウは控えめに、色味の少ないベージュ系などの優しい色合いを選ぶと派手になりすぎません。マスカラもカールを抑えて、アイメイクのきちんと感を出しつつも控えめにまとめあげるのがコツです。ネイルに関しては、ゲスト側であればクリアカラーや優しい色の単色ネイルはOKだといわれています。しかし親族・親戚で留袖を着る場合はNGという認識もあるようなので、迷うようなのであればしない方が無難でしょう。派手なジェルネイルなどは前日のうちにはずしておいてください。

また、留袖には上品な髪型を合わせるのが大切。髪が胸よりも長かったり、髪の量が多かったりする人は毛先を全てまとめた夜会巻きにするといいでしょう。襟足をすっきりと出して後頭部にボリュームを持たせるとキレイにバランスが整います。留袖を着たときに寂しくならないよう、洋服のままの状態で少し派手かな?と思うくらいのボリューム感にしておきましょう。

そして着用する留袖そのものも美しく質の高いものを選びましょう。留袖レンタルを行っている晴れの日かしいしょうの留袖がおすすめです。比較的手の届きやすい価格でありながらも、品質のいい留袖ばかりを取り揃えています。衣装に自信があるからこそ、全額返金保証というサービスも行っています。必要なものはすべて揃ったフルセットでの留袖レンタルなので、重い荷物を持ち運ぶ必要もありません。せっかくのお祝いの場ですから、マナーをしっかりと覚えて黒留袖を完璧に着こなしましょう。